楽天カードは皆さんご存知の楽天が発行しているクレジットカードです。ユーザー数は2020年11月の時点で2100万人を突破しており、JCSI（日本版顧客満足度指数）調査におけるクレジットカード部門において2009年～2020年まで12年連続でNo1に選ばれている大人気カードです。
今回はその楽天カードの中で年会費が永年無料のレギュラーカードについて紹介したいと思います。
目次
楽天カードの基本情報
| 発行元 | 楽天カード株式会社(楽天グループ) |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 |
| ブランド | VISA、Mastercard、JCB、American Express |
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 引き落とし日 | 毎月27日 |
楽天カードの特徴
引き落とし日は毎月27日
楽天カードは月末締めで翌月27日の引き落としです(金融機関が休業日の場合は翌営業日
)。
しかし、楽天市場でカードを利用した場合の締め日は毎月25日となります。つまり、前月の26日～当月の25日までの利用分が翌月の27日に引き落とされます。
利用店舗によっては請求月が前後することがあります。
ブランドは4種類から選択
国際ブランドは「VISA」「Mastercard」「JCB」「American Express」の4種類から選べます。
高いポイント還元率
楽天カードのポイント還元率は1％(税込み100円につき1ポイント)です。これは年会費が無料のクレジットカードの中ではとても高い部類に入ります。貯めたポイントは楽天市場やポイントが使えるお店で1ポイント＝1円として使うことが出来ます。
カード利用分のポイントが付与されるタイミングは請求月の15日前後です。
ポイントカードとしての機能
現在新規で発行される楽天カードには全て楽天ポイントカードとしての機能も備わっています。街のポイントが使えるお店で買い物をする際に提示するだけで100円当たり1ポイントを貯めることができ、1ポイント＝1円として使うことも可能です。
さらに、クレジットで買い物をする際にもポイントカードとしての機能は使えるので、実質還元率2％(クレジットで1％+ポイントカードで1％)でポイントを貯めることも可能です。
楽天市場での買い物にボーナスポイントがつく
出典:楽天市場公式
楽天市場での買い物に楽天カードを利用すれば100円あたり2ポイントのボーナスポイントがもらえます。
100円ごとに
1ポイント(必ずもらえるポイント)+2ポイント(楽天カード利用によるポイント)＝3ポイント
家族カードでさらにポイントを貯める
楽天カードは本カード1枚につき家族カードを5枚まで無料で作ることが可能です(「お申込み中」「発行手続き中」のカードも含む)。この家族カードでの利用分にも還元率1％でポイントが貯まります。また、家族カードにポイントカードの機能を付けることも出来ます。
ちなみに、クレジットで買い物をした分のポイントは本カードに貯まり、ポイントカードで貯めた分のポイントは家族カード貯まります。家族カードに貯まったポイントは本カードに移行することも可能です。
ETCカードでも高還元
出典:PAKUTASO
楽天カードはETCカードを付けることも出来ます。通行料金100円につき1ポイントが貯まります。こちらも高い還元率です。
しかし、レギュラーカードの会員の方は年会費が税込み550円かかるので注意が必要です。
海外旅行傷害保険
出典:Pixabay(Steve001による画像)
楽天カードには海外旅行傷害保険が付いていますが、利用付帯なので注意が必要です。
保険が有効となる条件は日本を出国する以前に募集型企画旅行の代金を楽天カードで支払っていることです。募集型企画旅行とは、旅行会社があらかじめ旅行の日程や宿泊施設など決めている旅行のこと、要はツアーのことです。個人で行う旅行には適用されないので気を付けましょう。
ちなみに、以前は「自宅から出発空港までの交通費もしくは航空券代」も保険適用対象だったので、個人旅行でも楽天カードの海外旅行傷害保険は使えたのですが、2020年10月1日以降対象外となってしまいました。しかし、楽天プレミアムカードは「自宅から出発空港までの交通費もしくは航空券代」も対象となっているので、個人旅行で利用したい場合はこちらを使いましょう。
楽天カードの補償対象期間は出国後3カ月で内容は以下のようになっています。
| 種類 | 金額 |
| 疾病治療費用 | 200万円（1疾病の限度額） |
| 傷害治療費用 | 200万円（1事故の限度額） |
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高2000万円 |
| 救援者費用 | 200万円（年間限度額） |
| 賠償責任（免責なし） | 2000万円（1事故の限度額） |
| 携行品損害（免責3,000円） | 20万円（年間限度額） |
また、緊急医療アシスタンスサービスも設置しており、センターまで電話で連絡することで「医療施設への移送」「本国への送還」「現地への医師の緊急派遣」「医療品類の緊急手配」などを行ってくれます。この際の費用は海外旅行傷害保険で補償される金額までは利用者の自己負担はありません。補償金額を超える場合、または費用の一部が補償の対象外となる場合は、不足分を帰国後に精算する必要があります。
まとめ
楽天カードはポイントの還元率が高く、ポイントカードや家族カードなどで効率的にポイントを貯めることが出来ます。貯まるポイントも多くの店舗やサービスで利用できる楽天ポイントなので使い道に困ることも少ないでしょう。普段の買い物に利用するには最適なカードと言えます。
年会費も無料で使わなくても損をすることがないカードなので、まだ持っていない方は是非作ってみて下さい♪
